最終更新日:2020年5月9日
データの重複をのぞき、並べてリストを作りたい!
例えば、このようなリスト(図1)から顧客リスト(図2)を作成したいとします。
(図1) ⇒
(図2)
Excelには「データツール」の重複削除機能(図3)を使って重複を削除する方法があります。
(図3)
こちらを使って別途リストを使うのも良いです。
今回は関数だけを使って重複を判定し、
リスト化するという方法を書いていきます。
作業列がいくつか必要になりますが覚えておくと便利です。
memo
① 重複しているデータを判定する(作業列1)
COUNTIFを使ってリストの中で登場する回数を求めます。
=COUNTIF($E$4:E4,E4)
② 登場回数が1回目の顧客にフラグ「1」をたてる(作業列2)
①で初回に登場したとき(1だった場合)にIFを使って「1」をたてます。
=IF(H4=1,1,0)
③ リスト化するためにナンバーをつけます(作業列2)
②で立てたフラグを上から順番にSUMしていきます。
=SUM($I$4:I4)
④ INDEX×MATCH関数でナンバーをつけたものをとる
INDEX×MATCH関数は同じものがあった場合、
一番上のものを取ってきますのでナンバーが重複していても問題ありません
=INDEX($E$4:$E$25,MATCH(L4,$J$4:$J$25,0))
INDEX×MATCH関数の使い方はこちらで詳しく説明しています↓
また、作業列を少しでも減らしたい場合は、
作業列1と作業列2をまとめることも可能です。
=IF(COUNTIF($E$4:E4,E4)=1,1,0)